プルチネッラは16世紀にイタリアで誕生した
仮面即興劇゛コンメディア・デッラルテ”の登場人物の一人です。”コンメディア・デッラルテ”の登場人物は何人かいてキャラクターが決まっています。舞台の上で役者さんがそのキャラクターに基づいて即興で演じるのです。
ナポリでこの仮面即興劇を見て大いに感動したストラヴィンスキーは、プルチネッラを主人公に
したバレー作品を創作し、音楽はイタリアの18世紀の作曲家、ペルゴレージの作品から取り入れて、新しい音楽”新古典”を創り上げました。
後年の研究で、ペルゴレージの作品だと思われていたこれらの曲の一部は同時代の作曲家ドメニコ・ガッロの作品だったということがわかっています。今回の公演では同じメロディーで、ガッロの作品とストラヴィンスキーの作品を聴き比べてみます。そして、ことば作家の千草湊(ちぐさみなと)さん創作の新しいプルチネッラの作品もお楽しみいただけます。
音楽と詩の世界を辿りながら、ご一緒にプルチネッラを探す旅に出かけましょう!
公演の詳細はチラシをクリックしてください
2013 12.10 Philiahall kanagawa Japan http://www.philiahall.com
横浜フィリアホール
Eri Arai &Marco Grisanti Violin Reciital
19:00 開演
~program~
Beethoven: Sonata for Violin &Piano no.8 in G major op.30-3
Aulin: Sonata for violin&piano in D minor op.12
Respighi: five Pieces
Chausson : poe'm op 25
Ravel: Tzigane